テレビに出てないことがないタレント・アンミカさん!
最近「アンミカ 密入国」というキーワードで検索がされていることから…
アンミカさんは韓国から密入国じゃないの?というSNS上でも浮上しているため、さらなる深堀りをしてみました
アンミカは密入国者なの?
=出典:X=
アンミカさんが「密入国した韓国人」という噂があるのは、度々テレビで語る過去のエピソードが原因です。
2017年3月24日金スマスペシャルにて
最初に韓国から来日したエピソードが紹介されました。
そのときのVTRの一部が、小舟で貧しい一家が海を渡ってくるというまさに「密入国」というイメージの映像なんですよね。
その映像はこちらのツイートから確認できます。
アンミカ家族は
— 丘田 英徳 (@okada_2019) October 10, 2023
日本に密入国した後
何時、在留資格を得たのか
どのような名目で
在留資格を得たのか
この二点に関して
何も判明しておらず
該当記事も見当たらない
アンミカは
密入国と言われているだけに
私としてはこの真実を知りたい。 pic.twitter.com/zYwgxVFyaJ
SNS上で疑問視していることは、
・いつ、在留資格を得たのか?
・どのうような名目で在留資格を得たのか?
という世間での疑問が出ていますので、さらにアンミカさんについて調査してみました。
アンミカの密入国者として日本に入国?いつ?
=出典:週刊女性=
アンミカさんは、生年月日1972年3月25日で現在51歳。
アンミカさんは、韓国・済州島で生まれ、両親は仕事に恵まれず、一家で日本へとやってきたのであった。
では、いつ頃日本へ来たのでしょうか?
=出典:TBSテレビ=
この『金スマ』VTRの中でアンミカさんは、5歳になる前に大阪の生野区に家族で来たとおっしゃっています。
アンミカ
5歳になる前ですね。日本に来て、大阪の生野区、コリアンタウンです
このようなTVで語るエピソードが、アンミカさんが密入国した韓国人と言われる理由なのでしょうか。
アンミカは不法入国にあたらない!?
不法入国とは?
それではアンミカさんは、不法入国にあたらないのでしょうか?
ここで改めて不法入国の定義を確認すると、以下のようになっています。
ということは、
・「パスポートを持っていない」
・「入国審査官から上陸許可を受けていない」
この状態が不法入国となりますね。
=出典:TBS=
また、歴史的背景から終戦後以降、韓国からの不法入国が多発していたとも言われています。
昭和20~30年代は朝鮮半島からの不法入国者が後を絶たず、1万7,000人以上を検挙しました。
=引用:警視庁=
40年代に入り、韓国以外の東南アジア諸国等からの短期入国者による資格外活動と不法残留事件が増加し始め、50年代以降も同傾向で推移しています。
終戦後から高度経済成長期の日本は、韓国からの不法入国者はとにかく多かったようです。
アンミカさん一家は、アンミカさんが5歳前に密入国していますので、1976年前後となると…
昭和40年代の入国ですね。
ちょうど不法入国者が多発している時期とかぶっているようです。
なお、アンミカさんは、国籍は韓国で「安 美佳(AHN MIKA)」が本名のままです。
【異例】不法入国者は特別在留が認められた⁉
アンミカが1976年頃に家族で日本に密入国した話が話題になっているのだが、密航などで退去強制の容疑者となった在日朝鮮人は、入管令第50条の規定によって、法務大臣によって特別に在留を許可されることが可能であったと書かれた論文がある。#アンミカ
— 六衛府 (@yukin_done) October 8, 2023
※「朝鮮人管理と密航、外国人登録制度」尹健次… pic.twitter.com/38AKojYGum
アンミカさんは、船で済州島から大阪へ漂着したというのは有名ですが、この時期…
法務大臣によって特別に在留許を許可していたという文書が見つかりました。
密航などで退去強制の容疑者となった在日朝鮮人は、入管令第50条の規定によって、法務大臣によって特別に在留を許可されることが可能であった
=引用:X=
なるほどですね。
さらに、戦後日本で労働力不足に対応する外国人労働者を積極的に受けれる体制を敷いたとか。
そのため、韓国人や台湾人を特別に在留させてもよいという時代背景も起因しているようです。
この特例によってアンミカさん一家は、
在留許可を得られて今に至るのでしほょう。
あんなに全国区のテレビ『金スマ』でアンミカさんは「密入国」に関して美談化して放映されているのは、この真実があったからなんですね。
いかがでしたか?
アンミカさん一家は当時1976年の昭和40年代に、韓国から密入国者として日本に渡ってきました。
ですが、日本の高度経済成長期には労働不足ということもあり、且つ、朝鮮人や台湾人は植民地時代の名残から
政府が特別に在留許可を発令していたようですね。
なので、アンミカさんは現在もその在留許可でもって幅広く日本で活躍されていることが分かりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。